結城浩 / Hiroshi Yuki 2 years ago :hyuki: 今週はWeb連載第400回/原稿書いた後の気持ち/小さなウェブサイトを作る喜び/ 毎週金曜日に公開しているweb連載「数学ガールの秘密ノート」の第400回原稿を書いていました。今週の金曜日がちょうど第400回になるのです。感謝ですね。 まだ読み返しと配信予約ができていませんが、これは今週木曜日までにやれば大丈夫。 いつものことですけれど、原稿を書き上げた後は大変気分がいいですね。 原稿書き上げたという達成感の喜びと、それから、その物語の世界にどっぷりとつかった喜び。その両方を感じます。 大変気分が良いです。 今は、散歩しながらこの文章を書いています。 朝の散歩をしながら、iPhoneを使って音声入力をして文章を書いています。自作のウェブアプリposterを使ってマストドンに投稿しています。そしてそこから自動的に「結城浩のひとりごと」というウェブサイトに記事として公開されるはずです。プログラムがどこかバグっていなければ、の話ですけれど。 本日、火曜日配信の「結城メルマガ」では、その「結城浩のひとりごと」というウェブサイトを作ったお話を書いています。技術的なお話もなくはないですけれど、どちらかというと小さなウェブサイト作るのは楽しい!というお話です。 ウェブサイトに限りませんが、自分で作ったプログラムを利用して、自分の毎日の生活が少し楽しくなるのはとても嬉しいことですね。ほんのちょっとしたことでも、手間を省けたり、あるいは同じことですけれど、自動化が進んだり。そういう変化があると、自分の発想にも変化があります。 机に向かってキーボードを叩いて文章書くのもいいですけれど、iPhoneに向かってフリック入力で文章を入力するのも楽しいものです。さらに、手を犯さずに、音声だけで文章を書くというのも気分がずいぶん変わりますよね。 音声入力の部分はAppleが提供しているわけですけれど、そこで作ったテキストを自分が作ったプログラムで加工し、自分が用意したサーバーに送って、さらに処理をする。入力した情報が、その形を変え、別な場所に置かれるだけのことと言えばそうなんですが、その違いが大きな変化を生みます。 作られた成果物もさることながら、その成果物を作るためのプロセスを考えるのも楽しいことで、さらに、そのプロセスをプログラムを使って実際に作ることができるのもいいですよね。プログラムは、成果物を生み出すための成果物というメタな感じがしてとても良いです。 メルマガにも書きましたけれど、大きな仕事や大きな成果物である必要は全くないんです。ユーザは自分1人でも構いません。自分のアイディアを実装してみることができるというのがなんとも楽しいんですよね。という話をメルマガにも書きました。
結城浩 / Hiroshi Yuki 2 years ago MastodonのRSSを使って自分の投稿の再利用をテストしていたんだけど、投稿や削除ではもちろんRSSの日付は変わるんだけど、「編集」ではRSSの日付も投稿の日付もかわらないのか……RSSの更新判断が難しい。RSSのMessage Digestを取るか……はっ!RSSファイルそのものを保存しておけばいいじゃん!
結城浩 / Hiroshi Yuki 2 years ago :hyuki: 決まった体の動かし方をするのが好き。例えば玄関でシューズを履くときであっても。 決まったパターンで、毎日を過ごすのは好きですが、さらに決まった体の動きをするのも好きですね。「決まった体の動き」というのはわかりにくいですが、たとえば散歩に出るためにシューズを履く動きについて考えてみましょう。 玄関に出て、靴べらをとって、シューズを履いて靴べらで足をシューズの中に入れる、そして靴べらをもとのところに戻す。大体そんな流れになるわけですが、その一つ一つの動作を自分がどこに立ってどういう手や足の動きをするかというのを毎回注意深く修正しています。 それはあたかも、ダンスを踊っているのに似てるかもしれません。 もちろん、できるだけスムーズに、ドタバタバタバタすることなく、1連の動作をするように最適化を試みるのです。 自分としてはまだ満足がいく「シューズの履き方」は発見できていません。でも、毎日、シューズを履いて散歩に出る前には、その時点での最適な動きに近くなるように練習をしています。 それの何が楽しいかを説明するのはなかなか難しいですが、次第に、何も考えなくても、最適な動きをするようになることを期待してやっているわけです。 実は、シューズを履く前後にも、こういった1連の動きがあります。たとえば、帽子をかぶるとか、ポケットに財布を入れるとか。それらももちろん、自分の中で最適な手順になるように日々細かい修正をしているものです。 これをやっていると、大変忘れものが少なくなります。それはそうですよね。 特に良いのは、何か考えことをしながら出かける用意をしているときに、いくら考えことをしていても、忘れものがほとんどなくなるという点です。何を持っていくか、何をどのポケットに入れるかなどが決まっていますから、感覚的にそういう状態になっていないと気持ちが悪いのです。 それぞれのポケットに何が入っているかをチェックする手順も決まっています。軽くポケットを叩いたりして、そこに必要なものが入っているかどうかを感触で確かめるわけです。 ここまでの話を聞くと、もしかしたらずいぶん神経質そうだなと感じられるかもしれません。そういう点があるのは否定できませんけれど、自分としてはそれほど厳格にならないように注意しています。出かける前にシューズを履く練習を何十回も繰り返すわけではありません。せいぜい2回止まり。 日によっては、壁に靴べらを当ててしまったり、シューズが転がったりする場合があります。それは好ましくないので、今回ぶつかったのはなぜかなと考えて、次回には立つ位置を変えてみようかなどと思います。そういうちょっとした「インクリメンタルな改善」が私としては楽しいですね。 以前ノートにも書いたことがありますが、パズルゲームを解くときに私がやっていることととても似ています。つまり、自分の中で仮説を立てて、こういう解き方をしたらいいんじゃないかとアルゴリズムを組み立てて、それを自分が実行することによって仮説を検証する。もしもそれでうまくいかなくなったら、アルゴリズムを修正して、再び自分にインストールする。そのようなゲームを解く自分を動かすゲームをやるみたいな話です。 先ほどから話している、シューズを履く話も、それにとてもよく似ています。 そういえばVimを使うときの楽しみも、それに似ているかもしれませんね。自分が何かを編集しているときにどうも引っかかる何かがあったり、いつも同じことを繰り返していると感じる。何かあったら、それをほんの少し最適化できないかなと考える。そういう話です。 そんなふうに生活していると、毎日の様々な事(特に細かいこと)が、まるでゲームをやってるみたいに楽しいですね。 こういう話が共感してもらえるかどうかはよくわかりませんけれど、お話ししてみました。でもきっと同じようなことやってる人は絶対いると思うんだよな。
結城浩 / Hiroshi Yuki 2 years ago 「#結城浩の談話室」を実施しました。 今回は、ソフトウェアエンジニアとして働く23歳の男性と二人でお話ししました。 この方はいまのところ、エンジニアとしてのスキルアップよりは、哲学や数学などの「難しいこと」をじっくり考えたり本を読んだり文章にしたりするのが好きとのこと。哲学や思想的なことや最近読んだ本のことについてゆっくり、まったりと一時間ほどおしゃべりしました。 結城からは開発の仕事から執筆の仕事に移っていった経緯などをお話ししました。 結城浩の談話室「結城浩の談話室」は、ビデオをオフにしたZoomを使い、結城浩と二人で自由におしゃべりするネット企画です。「結城浩の談話室」は、ビデオをオフにしたZoomを使い、結城浩と二人で自由におしゃべりするネット企画で...
結城浩 / Hiroshi Yuki 2 years ago :hyuki: 世の中は3連休らしい 世の中は3連休のようですが、私の生活はいつもと変わりありません。日曜日はお休みですが、月曜日は普通に朝から仕事をするつもりです。 仕事は大変ですけれど、やりがいもあるしとても楽しいですね。やりたいことがいっぱいあります。でもやはり本を書いているのが1番楽しいですね。 今回の本もレビューアさんに読んでもらっています。現在は、「はじめに」と「第1章」を読んでもらっています。 書いているときは、いつも読者さんのことを考えているわけですが、レビューアさんからフィードバックのメールが時々やってきますので、読者さんの存在を具体的に毎回意識することになります。それはとても良いことですね。 レビューアさんからメールがやってくるととても大きな励みになります。1人で書いているとしても、広い意味では決して1人ではないということがよくわかるからです。実感できるといってもいいですね。